2016年01月27日
南富良野町

一昨日から北海道の山の町
南富良野町にお邪魔しています
太陽と森と湖の町
イトウと暮らす町
深呼吸の聖地
などいろいろに形容される
とても美しいところです
人口2600人ほどの
札幌方面と十勝 旭川方面と十勝を結ぶ峠の町
50年前に下流域の水源を確保するために空知川に金山ダムが造られました。写真のキロほど下流です
大変な環境破壊ですが住民はその後もイトウ保護条例をつくって環境保全に努め
そのかいあって50年後のいまも幻の日本最大の淡水魚イトウはダムで越冬し上流で自然繁殖しています
ヒグマもいます。シマフクロウもオオタカもクマゲラモいるようです。
町の面積の90パーセントは森林ですが大部分は植林された針葉樹林です。でも、なかにわずかですが物凄い巨木の天然林が残されています。
これも人為的に残されてきたものです。
共生という言葉は意識していなかったでしょうが、すごく素直に残さなくちゃならない。と考えたんでしょうね。
国立公園や国定公園として保護管理されているのではなく地域住民のいしによって守られてきたというところが良いです。決して天然の自然の宝庫ではないけれど、だからこそこの街のあり方は未来に繋がる可能性を持っているように思います。